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2018 / 03 / 06
【コラム⑤】家づくりは環境問題の原点
実はみなさん2020年に車の燃費と同じように、住宅も燃費計算をして役所の確認がおりるという時代にはいります。
確かに地球規模の気候変動が温暖化の影響といわれる以上、住宅の暖房の効きをよくすることは時代の要請です。
ということはこれからの家は『冬暖かいのは当たり前』の時代に入ります。
WB工法の家も国の基準にあわせ暖かい家となります。
しかし密閉の仕方を間違えると、逆に暖房をかけながら換気扇を回すという矛盾を生じることも知っておいてください。
人間は皮膚呼吸をして言います。
汗を掻くことで体の中の老廃物を出しています。
聞くと汗は尿の成分とあまり変わらないそうです。
家も汗をかける材料で老廃物(化学物質や生活臭)を排出し、深呼吸したくなる暖かい家を造りましょう。
人にも地球にも優しい家づくりは実は家にもやさしいのです。
生活習慣も大きく変わり、衣食住全てにおいて合理化が加速してゆきますが、日本の気候風土にあった伝統の造りや対策がありました。
変えなければいけない部分と変えてはいけない部分があります。
日本では『湿気対策』は住まいづくりの原点です。
家が本来持つ『呼吸』をとめない家づくりが、環境問題の矛盾を解決します。